八幡神社由緒



万願寺 御領 八幡神社 由緒

八幡神社祭神

八幡大神 (はちまんおおかみ)
大日売神 (おおひめかみ)
火産霊神(ほむすびのかみ)

万願寺御領(まんがんじ ごうじょ)に鎮座する八幡神社の創建は不詳ではあるが、延宝七未年(一六七九)の村明細帳に八幡宮や絵馬堂が記載され除地として年貢が免除されている。

さらに遡る文禄三年(一五九四)のいわゆる太閤検地で境内地が除地であった記述もあり、八幡神社の創建は、少なくとも十六世紀の戦国時代に遡るものと考えられる。

境内には寛文八年戌申年(一六六八)九月の日付がある石柱が現存している。拝殿前の二基の灯籠は、次の通りである。
文化十二年乙亥(一八一五) 九月 久保田傳兵衛灯篭奉献
文化十三年丙子(一八一六) 九月吉日 久保田傳兵衛灯篭奉献

この後、明治四十四年(一九一一) 玉祖神社への合祀を経て、昭和二十三年(一九四八) 神霊奉還、平成二十六年(二〇一四)境内地の無償使用契約を締結し、現在に至る。


平成二十七年三月二十三日記

 


沿革

【1679】延宝七未年万願寺明細帳に記載
生社八幡宮 境内四畝九歩長弐拾六間横□□半 絵馬堂壱ヶ所
【1816】文化13年丙子九月 久保田傳兵衛灯篭奉献
【1872】明治5年5月20日仝村住吉神社ヘ合祀
【1880】明治13年3月4日復旧並地種組替
【1907】明治40年2月20日 玉祖神社へ合祀 合祀契約書締結
【1920】大正9年7月 太鼓台新調
【1948】昭和23年2月1日 祖霊招魂(分祀)
【1950】昭和25年8月1日 太鼓台修理、奉納写真
【1966】昭和41年10月 本殿・拝殿 修理
【1981】昭和56年7月 狛犬一対奉献
【1981】昭和56年10月 本殿・拝殿 修理
【1989】平成元年12月 鳴太鼓 修理
【2009】平成21年4月4日 太鼓台新調
【2016】平成28年正月 鈴緒奉献

2012年6月16日作成 2023年8月18日修正

 

 

 

 

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